「消しやすいニオイ」と「消しにくいニオイ」
ミストから新発売されたコンプリートパンツの生地は、便臭やガス臭のもとになる「硫黄系のニオイ」を強力に消臭します。
「硫黄系のニオイ」の代表格として「硫化水素」や「メチルメルカプタン」、「インドール」がありますが、これらは消臭しにくい種類のニオイです。
一方で汗臭や尿臭などの「塩基系のニオイ」は消しやすいニオイです。これらのニオイの代表格は「アンモニア」「酢酸」「イソ吉草酸」などです。
市場に流通している多くの消臭製品がこれらのニオイに対してのみ消臭します。便臭やガス臭特有のニオイは、ほとんど消臭できません。
ミストのコンプリートパンツの生地はこの「硫黄系のニオイ」と「塩基系のニオイ」の両方に高い消臭効果があります。
一般財団法人ボーケン品質評価機構による公正な実験結果でも、高い消臭効果が認められました。
「99.9%消臭」のウソ
多くの消臭製品で記載されている「99.9%消臭」という実験結果をそのまま鵜呑みにしてはいけません。
これらは試験開始から「120分後」の測定値のことです。
厳密に消臭スピードを調べるのであれば、10分後、20分後といった小刻みな測定が必要です。
ミストのコンプリート生地はこれらの数値でも、従来の技術よりもはるかに優れた消臭結果を出しました。
検査機関によっても結果はまちまち
ページの一番下に、別の企業がおこなったミストコンプリート生地の消臭実験結果を載せました。
ボーケンの実験結果よりさらに高い消臭結果が出ています。この実験結果も事実です。
こちらを大きくグラフにしなかったのは、ミストの従来品との比較結果が無かったことと、ボーケンのような公正な試験機関ではなかったことです。
正確な比較試験をするには、同じ日(気温や湿度や時間帯)に同じ試験会場で、同時におこなう必要があります。
そのような環境のもとで新製品と従来品を比べることが大切です。(一般的に日本の繊維企業間では、他社製品と自社製品を比べる実験はしません。
故意的に繊維の効果を高めたり弱めたりして検査機関に出すことも可能なので、公正ではないと考えられているからです。)
一般財団法人ボーケン品質評価機構ではない企業がおこなった消臭実験結果(生地のPHも弱酸性でお肌に優しい消臭繊維です)